みなさんの中で完璧主義の人はいませんか??
完璧主義とは必要以上に高い目標を設定して、常に完璧な状態を目指そうとする性格をいいます。その結果、自分を追い詰めてしまって大きなストレスを抱えてしまうのです。
そして、大学受験ではこの性格が、勉強効率を大幅に下げてしまうことになり、悲惨な結果を生んでしまうことになります。
わたしも受験生の時は超完璧主義で、分厚い参考書を一語一句覚えようとして、結局全然先に進まずにストレスを感じて、その参考書を壁に向かって投げたことがありました(笑)
しかし、そんな私でもなんとか完璧主義を克服して、独学・現役で旧帝大に合格することができました。
そこで、今回の記事では実体験を交えながら完璧主義の人がしてしまいがちな勉強法と、そこからどのような勉強法に変えるべきかを紹介したいと思います。
この記事を読むことで、完璧主義の人は格段に勉強効率が上がること間違いなしです!!
完璧主義の人がやりがちな勉強法3選
完璧主義の人はいったいどのような勉強法に陥ってしまうのでしょうか??簡単に3つにまとめてみました。
1.理解できない問題をとばそうとせず、ずっと考える
完璧主義の人は、答えを見ても理解ができない問題があったとしても、その問題をとばすことができず、理解できるまでずっと考えてしまう傾向があります。
2. 参考書・問題集の隅々まで暗記しようとする
完璧主義の人は参考書や問題集の隅々まで暗記しようとします。そのため、なかなか先に進みません。
3. インプットを完璧にしてからアウトプットに取り組む
完璧主義の人はインプットを終えてからアウトプットに取り組もうとします。そのためアウトプットに取り組むのが非常に遅くなります。
完璧主義の人に向けた効率的な勉強法とは??
- 完璧主義をやめて完了主義になること
完璧主義の人はとりあえず参考書を一周させ、完了することを心がけましょう。その際、理解できない問題があっても、一旦とばしてOKです。とりあえず一周することで先に進まないというストレスがなくなります。
1回目でできなくても、何周かして最終的に習得できるようになれば良いのです。
2. 8割完成したら、次の参考書に進む
完璧主義の人は一冊を完璧にすることを意識するあまり、その参考書の大部分の内容を習得しているのにもかかわらず、次の参考書に進もうとしません。
しかし、残りの2割を詰めることに注力するよりも次の参考書に進んだ方が効率よく成績が伸びます。残りの2割は次の参考書に進みながら覚えればよいのです。
また、細かい内容を覚えるときは、本当に覚える必要があるかどうかを考えながら勉強しましょう。
3. インプットと同時並行でアウトプットに取り組む
インプットが終わってからアウトプットに取り組むのではなく、インプットしながらアウトプットに取り組むことが重要です。なぜなら、記憶は、アウトプットすることで記憶に定着するからです。
例えば、講義系の参考書でインプットする場合、必ず問題集と並行して勉強しましょう。